【効果抜群】柴犬・豆柴の噛み癖を治す「本当のしつけ方法」 – 実際に要求噛み・無駄噛みを治した実例紹介

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YouTube動画やテレビ、近所で見かける柴犬・豆柴の可愛さに惚れて、ついつい飼い始めたものの、日々多くの困りごとに頭を悩ませてしまっている飼い主さんも多いと聞きます。

実際、他の家庭はどうかというと、

「同じような困りごとを抱えています」

この時、可愛いあまりに何でも許してしまうのではなく、ある一定のラインを保って、

【しつけるべき時に躾けるべきことを教える】

という毅然とした態度で接することができるかが重要になってきます。

今回は、【噛み癖の治し方】について以前動画で紹介した内容を踏まえながら、ご紹介していきたいと思います。

目次

柴犬における「噛み癖」とは

そもそも、犬種によってなぜ噛み癖の有無や頻度が異なるのでしょうか。

例えば、柴犬の場合、彼らの祖先は「狩猟犬」であり、人と共に狩りを行うパートナーだったと言われています。

そのため、「口を使った自己表現が多い犬種である」と捉えるようになると、一気に理解が深まっていきます。

一般的に言われる犬が噛む理由や原因として、以下のようなことが挙げられます。

  • 歯の生え代わりによるかゆみ・違和感
  • 遊びによって興奮状態
  • 噛むことで人の気を引きたい
  • 相手とのコミュニケーション
  • 噛むことでの対象物の確認
  • 愛情表現

上記の中でも、子犬期の噛み癖を観察していて最も多いと感じたシチュエーションは以下の通り。

  • 歯の生え変わりで歯痒い
  • 意思表示(嫌だ、触らないで、遊んで)
  • 要求がある(遊んで、かまって等)

実際には、もっと様々な理由・原因が作用しますが、大別すると上で挙げたシチュエーションにおいて、人を噛む傾向にあることが見受けられました。

YouTubeの方で「柴犬・豆柴の子犬に噛み癖を直させるためのコツ」を動画にまとめていますので、良かったらこちらも参考にしてくださいね!!

【黒豆柴こてつ】(しつけ)柴犬・豆柴の子犬に噛み癖を直させるためのコツ・方法 – 失敗体験から得た改善方法でお悩み解消(理由・原因・対策)【成長記録】78-81日目

柴犬・豆柴を飼う際には注意することがたくさんあります。
中でも、多くの方が頭を悩ませがちな「噛み癖」。

この「噛み癖」を矯正するにあたり、【原因】と【対策】はセットで考える必要があります。
犬の幼稚園やしつけ教室に預けただけでは、大幅な改善は期待できません。飼い主側が学び、理解し、本気で対策を実践することで、ようやく柴犬・豆柴も少しずつ噛み癖を改善していくのです。

これから柴犬・豆柴を飼う予定の方、既にお迎えしていてこれから噛み噛み期を迎える方、ぜひともこの動画をご覧いただけますと幸いです。

それほど効果が無かったしつけ

Googleで検索していてよく出てくる方法の中で、よく挙げられている割に効果が無かったしつけがこちら。

犬種や個体差、その子の性格によっては効果的な場合もありますが、効果が見込めない場合は早々に違うしつけ方法に切り替えた方が良いと思います。

静かに部屋から去る

「噛んだら静かに部屋から去る」

実際に数日間、物は試しと思い実践してみました。

「ガブッッッッ」

こてつに腕を噛まれた瞬間、おもちゃを床に置き、静かに部屋を去ります。

その後、5分から10分ほど経ってから部屋を見ると、、、

楽しそうにおもちゃを噛み噛みするこてつがいました。

「ああ、これはダメだな」と気づいた瞬間です。

犬は確かに感情豊かな生き物です。

間違いなく、人間の気持ちを感じ取り、何かしらのアクションで慰めるように行動してくれます。

しかし、ちょっとした弾みで噛んだとして、本人にとってはその行為は「当たり前のこと」であり、それ以上でもそれ以下でも無いのでしょう。

そのため、「当たり前のこと」をした結果、人間が去っても特段悲しい素振りも見せずに遊び続けていたのだと思います。

要するに、「人間にとって嫌なことをされたから去ったの。察してね」という行為は、必ずしも全ての犬に通じるとは限らないのです。

それでも、このしつけにより反省の色が伺える性格の子もいるかもしれませんので、数回試してみる価値はあります。

サークル(ハウス)に入れる

昔ながらの「おしおき部屋」というやつでしょうか。

手や足を噛んだらサークル(ハウス)に入れて閉じ込めることで、反省を促す目的のしつけ方法だそうです。

性格次第ではきちんと効果があるといった意見もありますので、実践してから判断しても良いかと思います。

我が家ではお留守番や就寝時にサークル(ハウス)内に入ってもらうことが多いので、「おしおき部屋」という認識を持ってほしく無いことから、この方法は実践しませんでした。

また、遊びで興奮している子犬を捕まえてサークル(ハウス)に入れる際に、再度噛まれたり、引っ掻かれたりするリスクもありますので、初めて犬を飼う方は難しいと感じるかもしれません。

この方法自体は一定の効果が期待できるそうなので、噛み癖矯正の手段として試してみて、効果検証をしてみるのも良いかと思います。

サークル(ハウス)を就寝スペースとして今後も活用する場合は、この記事の後半に書いている「うまくいった方法」を試すことをオススメします!

やってはいけないしつけ

噛み癖を直すためのしつけとして、古い(昔ながらの)手法として以下のものが挙げられますが、決して真似すべきではありません。

  • 噛み癖を放置
  • 頭や体を叩く
  • 口に指を突っ込む
  • ご飯やおやつを与えない
  • 要求の全面肯定

犬は叩かれた・口の中に指を入れられたという経験を「嫌なこと」として記憶します。

そして、何度もこのようなことを繰り返されると、「人間の手は嫌なことをする」と認識するようになり、防衛本能から余計に噛み癖を増長させる危険性さえあります。

また、「ご飯やおやつを与えない」というのは、一定時間が経過してから行うものであることから、子犬の噛み癖矯正において、全く効果が期待できない方法です。

聞き齧りで「体罰まがいのしつけ」を行い、大切な子犬との信頼関係にひびを入れないように充分気をつけましょう。

そして、要求を全面的に肯定するようになると「わがまま」を助長する結果となる危険性があります。

聞き分け良い子に育てていくため、メリハリを意識して要求を飲む・飲まないを判断することが大切です。

なお、噛み癖は子犬期からきちんとしつけておかないと、お散歩中やドッグランで他の人・他の犬に噛み付く等のトラブルにつながる可能性があります。

可愛さゆえに甘やかしたくなる気持ちをグッと抑え、噛み癖を直すためのしつけを行うようにしましょうね!

うちで効果があった方法

遊びで興奮したり、ブラッシングや歯みがき中に噛むこてつに対して、色々なしつけを試しました。

結果的に、こてつの噛み癖が直った方法をご紹介します。

過度なスキンシップは避ける

そもそも柴犬を代表とする「和犬」は、過度なスキンシップを好まない傾向にあります。

そのため、本人が嫌がるようならその時点でスキンシップを切り上げ、一定の距離感を保つようにしました。

「ダメ」っと低い声を発する

かなり低い声で、ただ一言「ダメ」と伝えます。

興奮度合いにより、効果はまちまちですが、きちんと聞く耳をもっている時には「ピタッ」と止めてくれます。

この時、遊んでいたなら遊びも止める等の動作も合わせて行うとより効果を発揮します。

ただし、興奮度合いがかなり高い状態の時は、全くと言っていいほど聞く耳を持ちませんので、別の方法に切り替えていきましょう。

コマンド「まて」「ふせ」

ある程度基本的なコマンドが身についている場合は、興奮状態を落ち着かせるために「まて」「ふせ」の声かけを行います。

この時、遊んでいたおもちゃなどがあれば、届かない高い位置に見えるようにして掲げながら、コマンドを発するようにしましょう。

「噛んだら、あのおもちゃで遊んでもらえない」

そう思ってもらうように、どっしりした低い声で「まて」「ふせ」と伝えます。

興奮度が高い状態でなければ、噛むのを止めさせることができます。

噛むのを止めたら褒める

噛んだ時には低い声で厳かに「ダメ」

噛まない時には高い声で優しく「そうそう、いい子だ」

このようにはっきりとメリハリをつけて声かけを行うようにします。

子犬も「褒められる」のは好きです。

良いことをして、褒めてあげるとしっぽを大きく振って喜びを表現します。

抑揚を意識して、できるだけ高く優しい声色で伝えるようにします。

「噛まない方が褒められるんだ」

と理解してもらえるよう、タイミングを意識してしっかりと褒めていきます。

「噛んで良いもの」を渡す

噛み癖に関して、必ずしも全てが悪い行いとも言い切れません。

特に生理現象である「歯の生え変わり」による歯の痒みが原因である場合、叱ってどうこうできる問題ではありません

そうした場合に備えて、あえて「噛んで良いもの」を用意してあげる必要があります。

あまり柔らかいものや小さいものだと誤飲のリスクがありますし、硬すぎるものだと歯が欠けたり歯並びに影響がでる場合があります。

できるだけ丈夫で、適度に硬いものを用意しておきましょう。

うちではおやつとして「ヒマラヤチーズ」、おもちゃとして「ロープおもちゃ」や「ゴムボール」を噛んで良いものとして常備していました

抑えつけ

どうしても興奮度が高まっていて、いずれも効果を発揮しない場合、「抑えつけ」も噛み癖を直すための手段のひとつです。

よく言われる「犬の服従ポーズ」である「仰向け」の状態を強制的に作り出すしつけです。

特に、遊んでいる最中に興奮度MAXまで高まった場合、この「抑えつけ」を行うことで物理的に噛むことができなくなる上、わがままを抑制する効果も期待できます。

可能であれば、「叱る」「コマンド」「褒める」「おもちゃを与える」により、徐々に噛み癖が直っていくのが理想的ですが、遊んでいるうちに子犬がヒートアップすることも想定されます。

そうした場合、子犬が怪我をしないよう優しく仰向けにして、大人しくなるまでホールドしましょう。

まとめ

「噛み癖を直す方法」といっても、様々な手法が存在します。

簡単に誰でもできる万能な方法があるとは言い切れませんので、犬種や性格ごとに異なる手法を組み合わせて試しながら、効果的な対応方法を切り開いていくことをオススメします。

一般的に言われる噛み癖の直し方に違和感を覚えている方。

従来のしつけでは噛み癖が直る素振りを感じない方。

ぜひこちらで紹介した「実際に噛み癖が直った方法」を参考にしていただけると幸いです!

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