YouTube投稿を始めてみたものの、一向に再生されない動画と増えないチャンネル登録者数。
1ヶ月、半年、1年と月日が経過するうちに、
- 「YouTube動画はオワコン」
- 「YouTubeのユーザー離れ」
と感じるようになってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
一時期、大手YouTuberたちがこぞって
「YouTubeの広告収入が激減した」
と自身のYouTubeチャンネルで解説していたことが記憶に新しいですね。
きっといずれの主張も、ある意味正しいのだと思います。
一方で、チャンネル登録者数1000人を超えた「旅する豆柴となりのこてつ」は、コンテンツによってはある程度の再生数をたたき出すこともあります。
どんな動画なら再生されるのか
どんな動画ならチャンネル登録者を獲得できるのか
こうした悩みをお持ちの方に向けて、YouTube公式が解説している3つの動画タイプと実際の反応について、わかりやすくご紹介します。
チャンネル登録者1000人超えのコツ
小柄な柴犬(通称・豆柴)との面白おかしい日々を紹介するYouTubeチャンネル【旅する豆柴となりのこてつ】がチャンネル登録者数1000人を超えた際の軌跡をまとめた記事はこちら。
本気でYouTubeを始めてから、1年8ヶ月で当初の目標に到達しています。これからペット系YouTuberを目指す予定の方、取り組んでいる最中の方は必見です!
3つの動画タイプとは
- ハブ
- ヘルプ
- ヒーロー
ハブ動画
ハブ動画とは、継続的に更新されるチャンネルの核となるレギュラーシリーズです。
YouTubeを運営するGoogleでは
「親しみやすく、繰り返し視聴されるコンテンツ」
と定義されています。
本チャンネルの場合は、「旅する豆柴シリーズ」がこのタイプの動画に相当します。
【動画例】小柄な柴犬の里帰り「母と息子 感動の再会&親子の絆」【旅する豆柴】※柴犬家族が1年8ヶ月ぶりに大集合(ゴールデンウィーク特別編)
ヘルプ動画
ヘルプ動画とは、YouTube利用者の悩みや困りごとを解消するために有益な情報がまとめられたノウハウ・ハウツー系シリーズです。
Google(YouTube)公式では
「よくある検索の回答として常に表示されるコンテンツ」
と定義されています。
本チャンネルの場合は「買ってみた・試してみたシリーズ」がこのタイプに相当します。
【動画例】エアバギーDOME3(ペットカート)のメリット・デメリット「買う前に知りたかった意外な問題点6選」【旅する豆柴番外編】 – 小柄な柴犬との快適な旅行に向けて
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ヒーロー動画
ヒーロー動画とは、トレンドに乗っていて人気の高いテーマで多くの視聴者の興味を惹く人気動画シリーズです。
Google(YouTube)公式では
「注目度の高い人気のトピック」
と定義されています。
【動画例】なお一層柴犬のことが超わかる「柴犬あるある」8選 – 柴犬の可愛い特徴・特性・性格まとめ【柴犬学】
動画タイプによる違い
実際に、約2年近くYouTubeチャンネルを運営してみた感触として、動画タイプごとに視聴者のアクションが異なることを実感しています。
【チャンネル登録者を増やしたい】
この場合は、「ヒーロー動画」や「ヘルプ動画」を中心とした動画コンテンツを制作するのが最も最適なアプローチと言えます。
実際に、「旅する豆柴となりのこてつ」のチャンネル登録者が1000人に達した際、「柴犬学」シリーズがYouTube内でバズり、再生回数が6万回をたたき出したことで、一気にチャンネル登録者を600人ほど増やすことができました。
(ご登録いただいた皆さま、いつも応援ありがとうございます。)
「ヒーロー動画」や「ヘルプ動画」は、チャンネル未登録者の視聴も多く、動画視聴後に登録してもらえる割合がとても高いタイプの動画です。
チャンネル登録者に楽しんでもらいたい
ファン向けの動画として適切なのは「ハブ動画」です。
運営しているチャンネルを登録してくれた方に向けて、よりディープな内容や日常的な姿を定期的に投稿することで、ファンに楽しんでもらうことができます。
ただし、「ハブ動画」はやや「内輪ネタ」に終始しがちで、チャンネル登録のアクションにつながりにくいという側面を有しています。
Google公式の見解
事前に想定した制作する動画の視聴者のペルソナに沿って、企画を練り、動画を撮影し、編集・調整・公開を行っていくことになります。
Google(YouTube)公式の見解では、
3つの動画タイプの特徴性把握した上で、バランスよくスケジュール立てて投稿すること
が推奨されています。
なお、公式からの提案にも書かれている通り、「スケジュールに万能の答えはない」は正しく、動画投稿者は「目標、コンテンツ、視聴者によって(需要が)異なる」ことを把握することの重要性が説かれています。
本気で収益化ライン(チャンネル登録者1000人以上、かつ総視聴時間4000時間以上)を超えたいと思って、YouTube動画投稿に挑戦する場合は、
「実際に運営しながら、試行錯誤を繰り返していく」
という継続的な努力を要することを肝に銘じておく必要があります。
まとめ
チャンネル登録者が楽しんで動画を視聴してくれることが、動画投稿者の楽しみです。
そのため、
より多くの方に視聴いただけるように上記3つの動画タイプのどれに属するのかを考えながら、コンテンツを制作していくことがチャンネルを育てること
が、最適なアプローチと言えます。
ペット系・動物系YouTubeチャンネルは、一定の需要があるものの、
「我が家のペット(犬・猫・鳥等)はとても可愛いでしょう」
という視点で制作された動画が大多数を占めていて、動画を視聴した方にとってメリットとなる情報が含まれていない場合に、チャンネル登録・高評価というアクションへとつながりにくいのです。
楽しみながら動画制作でき、かつ視聴者が動画を通して得るものがあるコンテンツを提供する
こうした視点で、日々動画の企画を考え、内容を精査して撮影・編集することが、チャンネル登録者1000人を超えるために必要な考え方・行動なのでしょう。