「柴犬」
日本に住んでいて、その姿を見ない日は無いと言えるほど、ポピュラーな犬種です。
実は、日本犬保存協会にて「天然記念物」として登録されているという事実をご存知ですか?
ちなみに、「天然記念物」を分かりやすく解説しているものとして、文化庁記念物課の案内が適していると感じましたので、引用にてご紹介いたします。
長い間、私たちは、自然と深いかかわりをもって暮らしてきました。
出典 文化庁記念物課 パンフレット「天然記念物って、なに? – Natural Monument of Japan -」
地域にあるさまざまな自然は、私たちにとって貴重な財産です。
天然記念物は、学術上貴重でわが国の自然を記念するものとして指定された動物、植物、地質・鉱物、そしてそれらに富む天然保護地域です。
これらのいずれもが文化財のひとつで、私たちの宝ものです。
すなわち、「柴犬」はその存在において【生きてるだけで偉い】を地で行く至高の存在と言っても過言では無いということです。
そんな柴犬をこれからお迎えする予定の方、お迎えしたい方や既にお迎えしている方に向けて、
をご紹介したいと思います。
奥ゆかしてくて、いじらしい。
そんな柴犬たちの魅力をたっぷり紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね!
★補足「豆柴」について
小柄な柴犬を「豆柴」と総称されることが増えましたが、JKCでは全て「柴犬」として認定しています(日本豆柴犬協会とKCジャパンでは「豆柴」も認定している)。
ただし、一般認知度では「豆柴」は一定の市民権を得ているため、適宜口語的に使用しています。
※柴犬の呼び方でいちゃもんをつける人がいるので要注意!!
動画で見る「理由10選」
本記事の内容は、動画でもご覧いただけます。
良かったら、下のYouTube動画からご視聴くださいね!!
「犬を飼うこと」は、飼い主の人生を大きく変えるターニングポイントです。多くのことができない代わりに、多くのことを体験することになります。
特に、お迎えする犬種が和犬人気ランキング上位に位置する「柴犬(豆柴=小柄な柴犬)」なら??
柴犬の大変なところは嫌というほど耳にしても、柴犬の良い所ってあまり聞かない気がします。
というわけで、今回は「柴犬の良いとこ」だけを集めて、10の項目に分類してみました。
是非とも最後までご覧くださいね!
<タイムスタンプ>
00:38 1.感情豊か
01:28 2.大和魂
02:19 3.はっきりした態度
02:55 4.飼い主一筋
03:23 5.ほどよい距離感
03:58 6.毛が伸びない
04:19 7.無駄吠えしない
05:04 8.頑丈な体つき
05:32 9.自由でマイペース
06:07 10.不器用でいじらしい
06:35 まとめ
【1】表情豊か
無表情で何を考えているか分からないと思われがちの柴犬。
確かに、ゆったり過ごしている時は真顔なので感情を読み取るのが難しいのだと思っていました。
時が経つにつれ、感情の振れ幅が大きいのだということが分かってきました
お友達と会った時や広場を走り回る時には最高の笑顔を見せてくれます
【2】大和魂(ルールに忠実)
柴犬はとにかくじっと物事を観察します
他の犬の動き、人の動きや周囲の状況。
それらをとにかく、じぃっと見つめて状況に応じた対応ができるよう身構えます。
また、柴犬はルールに忠実な傾向にあります。
お散歩の時間、寝る時間、ご飯の時間に加え、歯磨きの時間もそれぞれに適した位置で構えています。
生活習慣を固定化し、適切なタイミングで適切な行動を取ることで、それぞれに適した反応を返してくれます。
【3】態度がハッキリしている
嫌なものは嫌。
好きなものは好き。
興味ないものは興味ない。
応対する物事により、とってもわかりやすい態度を示します。
ただ、噛み癖や吠え癖だけでなく、ブラッシングや歯磨きなどは、例え嫌がっても甘やかさないようにしないと後で苦労します
【4】飼い主一筋(おおむね)
柴犬は往々にして控えめで我慢強く、(おおむね)飼い主一筋です。
1対1で向き合い、深い愛情を注いでくれる生涯のパートナーになりやすいと言われるその性格。
元気がない時には、そっと膝の上に乗り、静かに体を寄せてくれることもありました。
一見無表情に見えても、その芯には優しい心が隠れているようです
【5】程よい距離感
ベタベタすることを望まない柴犬。
子犬から成犬にかけて段々とそっけない態度になっていく気がしますが、これは「一人でもある程度は大丈夫」ということの裏返しとも言えます。
一方で、自分が甘えたい時には自ら近寄ってきて体を擦り付け、しっかり・ちゃっかり甘えてきます。
名前を呼んでも、2m先でこちらを見つめているなんてことも良くあります
【6】毛が伸びない(が、大量に抜ける)
柴犬は短毛種のため、毛が大量に伸びることはないため、トリミングの機会はほとんどありません。
ただし、ダブルコートのため春を迎える頃にはアンダーコートがごっそり抜け落ちます。
そのため、相応の覚悟は必要です。
【7】あまり吠えない
無駄が嫌いなんでしょうか。
普段一緒に過ごしていても、特に意味なく吠えることはありません。多少の主張やわがままはあるにせよ、目で訴え、手や口で注意を引こうとする程度です。
お迎えする前までは、お留守番時の無駄吠えや他の子への威嚇吠えを心配していましたが、徒労でした。
幼犬期〜子犬期にかけてある程度の社会化トレーニングを積んでおけば、ちょっとした物事で異常に吠えることもなくなります。
【8】頑丈な体つき
体つきは頑丈で、ダブルコートの下には盛り盛りの筋肉が隠れています。
多少の段差なら本人自らひょいっと飛び降りますが、安定感のある着地を見せてくれます。
また、わんこ同士の激しい遊びでも、怪我することなく無事に帰ってきます
丈夫さには定評がありますが、皮膚トラブルが多い点には要注意。
【9】自由でマイペース
1歳6ヶ月を迎えた今では、基本的にリビングフリーで過ごしています。
日中にお留守番してもらっている時は、時折ペットカメラで様子を見ていますが、好きなところで寝てゆったり過ごしています。
自分のことは自分で考えるスタイルのためか、過度に世話を焼こうとしても、向こうから拒否してくることも。
【10】不器用で、いじらしい
感情が表に出やすい割に、コミュニケーションがちょっと下手。
総合的に見て、とても可愛らしいです。
肉厚な耳・何を考えているかわからない真顔・不器用でいじらしい一面など、とにかく可愛い要素が盛りだくさん。
常に何かを考えているようで、もしかしたら何も考えていないようで、そんなところまた愛おしい要素です。
まとめ
いかがでしたか?
小柄な柴犬をお迎えしてからというもの、あっという間に1年と4ヶ月が経ちました
柴犬との暮らしを通して、柴犬のいじらしさ、愛情の深さを感じる日々です。
ぜひ、これから柴犬をお迎えする方は、期待を胸に楽しい日々を過ごしてくださいね
今後も、柴犬との暮らしや特徴などをご紹介します。