【やらせ疑惑】海で溺れていた子猫を保護するYouTuberの大炎上案件と「疑惑の理由・証拠」を考える

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ペット系YouTuberは星の数ほどいて、正直言ってチャンネル登録者数を稼ぐのはほぼ無理です。

そんな中、2023年12月に突如、彗星の如くチャンネル登録者数が数万にうなぎ登りした「保護猫」YouTubeチャンネルがあるそうです。

実際に、柴犬との暮らしを170本以上もYouTubeにアップロードしているボクの経験を含めて、「やらせ疑惑」と「映像証拠」の真相について疑問を呈したいと思います。

目次

急な撮影…は無理!

そもそもですが、「カメラでの撮影」は突発的な出来事に対応できるほど機動力は高くありません。

一眼レフは元より、iPhoneにせよ、GoProにせよ、カメラを持つ手は埋まってしまいます。

また、カメラ機材は人間の動きを制約する異物です。

手ブレにも弱く、ちょっとした動きで横揺れ・縦揺れが発生するため、かなり冷静に構えて撮影しないといけません。

カメラの取り回しに悪戦苦闘しながら、なんとかキレイな絵を撮って編集用の素材とすることができます。

やらせ疑惑の理由①

そんな状態で、偶然カメラの録画ボタンを押した状態で、冷静に海で溺れたという子猫をタモで救う。

「いや、緊急時にカメラ回す余裕なんてない」

これまで数百時間以上、一眼レフ・iPhone・GoProで柴犬の撮影をしてきた経験から言います。

カメラを構えている暇があったら、すぐに緊急時の対応をするでしょう。

また、通常YouTube用に撮影した動画には、編集前の元動画に前後のシーンが入っているはずです。

それらを切り取ってキレイな動画に仕上げることを「編集」と言います。

この元動画を公開することができれば、今般の炎上は沈静化できていたのかもしれません。

やらせ疑惑の理由②

子猫の近くには母猫がいるものですが、溺れた子猫を心配する母猫の姿が無く、本気で母猫を探す様子もなし。

万が一、海で溺れた子猫を保護したことが嘘偽りない事実だとして、少し待てば心配した母猫が現れる可能性があるにも関わらず、そのまま連れ帰るという決断力。

まるで、シナリオが全て用意されていたかのようなスムーズなストーリー展開です。

やらせ疑惑の理由③

初めて動物を飼う場合、すべてが初めてのことで、そう簡単に上手なケアはできません。

特に、風呂に入れるなんて相当手慣れていないと難しいケアですが、難なくこなした上、「汚れ」も浮かないほどキレイな状態。

その上、アップロード頻度が急上昇した上で、企業案件まで獲得しているというスターダムっぷり。

あと、野良猫の割に人慣れしすぎているのはいかがなものでしょうか。

猫ケア用品について

ペットケアグッズの購入は、当然「購入日時」が記されています。

溺れた子猫を助けた足で、すぐに駆け込んで買ったのであれば、きちんと開示すれば良いだけです。

しかし、「レシートは捨てた」と述べる一方で、当該チャンネルの収益化は行なっている。

チャンネルを収益化するつもりならば、猫ケア用品にかかった費用も「経費」にすることができます。

「経費」にするには「レシート」「領収書」が必要です。

これを開示しないということは、時系列的に何かしらの矛盾がある可能性が示唆されるということです。

まとめ

この「保護猫」動画が、「やらせ」かどうかについては視聴者のリテラシーに委ねることとなりますが、「冬の海に子猫を溺れさせる」のは「動物虐待」に他なりません。

「ドラマを演出すること」で、真面目に動画をアップし続けるより、簡単にチャンネル登録者数を稼ぐことができ、収益化もできるのでしょう。

ただ、こうした「虚構」を演出する「道具」として「子猫」という「小さな命」を蔑ろにしたのだとしたら、それはとても許されない行為に他なりません。

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