みなさん、こんにちは!
その独特なフォルムと、凛とした、佇まいが魅力的な「柴犬」。

彼ら柴犬は、そのルーツが狼に近い犬種であるゆえか、洋犬とは異なる独自の距離感やルールで行動する傾向が多々見受けられます。

実際に柴犬と過ごす中で感じた彼らの特徴について、
「柴犬を飼う際に覚悟すべきコト9選」
を個人的ランキングの形式でわかりやすくまとめました。

「飼いづらい」「初心者向けではない」とされる彼ら「柴犬」。
その本当の姿と要する覚悟についてご紹介していきます。


なお、第5位から第1位は特に重要な項目となりますので、ぜひ最後までご覧くださいね!
それでは、早速見て行きましょう。

動画で見る「柴犬を飼う前に知るべき覚悟9選」
こちらの内容はYouTubeにて動画を公開していますので、ぜひご覧くださいね!
【絶対失敗しない!】柴犬・豆柴を飼って後悔しないための覚悟9選【知らないと損する実体験に基づく真実】※ランキング形式
「将来、柴犬・豆柴を飼いたい!」
と思った時に、ご覧いただきたい動画です🐕
時は2025年。
間もなく新年度を迎える頃、新たに柴犬・豆柴を家族としてお迎えしようと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
特に、初めて柴犬をお迎えしようと考えている場合、柴犬の特徴や性格、犬種特性などを事前に調べていると「飼いづらい」「初心者向けではない」「飼って後悔した/失敗した」という体験談をちらほら目にすることも。
そうした勤勉な方々に向けて、我が家の小柄な柴犬と過ごした2年6ヶ月の実体験に基づき、「柴犬を飼う前に知るべき覚悟9選」をまとめました。
今ではだいぶコミュニケーションを図ることができるようになり、以前よりも安定した日々を過ごしていますが、子犬期には様々な苦労がありました。
実際にお迎えしてから、「後悔した」「失敗した」とならないように事前に柴犬の特徴を知り、覚悟を決めることができるよう本動画で詳細を把握いただけますと幸いです。
成犬を迎えた後には、お出かけや宿泊を伴う旅行もおすすめです!
関東近県の犬連れ可・犬同伴可のお出かけ先や宿・ホテルのランキングなども紹介していきますので、合わせてご覧くださいね!
■第9位 柴距離

ゼロ距離でゴリゴリ密着する洋犬とは異なり、手を伸ばしてもギリギリ届かない絶妙な距離を保ちがちな柴犬。
「柴距離」と揶揄されがちな独特な距離感をお持ちのようで、他の犬や人間に対して、いざという時に逃げ回ることができる距離を測っている模様。
自分からは積極的に近づき、匂いを嗅いで情報収集するものの、相手からの積極的な接触は敏感で嫌がることが多いというわがまま仕様。
飼い主であっても、その身を捉えて抱き抱えようとしても即座に逃げ仰せられます。
一方、自分が甘えたい時には、自らの体を擦り付けるかの如く、擦り寄ってくるという甘えん坊な側面も。
これもまた、「柴犬らしさ」なのでしょう。
「洋犬」のようにガシガシ甘えてくるのではなく、一定の距離感で接する犬種であることを、予め認識しておくと、お迎えしてから驚くことが無くなるかもしれません。
距離感を大切にしがちな柴犬との信頼関係を築くためには、無理に距離を縮めようとせず、自然なタイミングを待つことも重要です。
特に、初対面の犬や人間に対しては、慎重な反応を示しがちなので、急接近はできるだけ避け、ゆっくりと時間をかけて関係を築くようにする必要があります。
■第8位 中型犬ゆえに

小型犬ほど小さくなく、大型犬ほど大きくないため、ドッグランでの立ち位置が難しい柴犬。
一般的に柴犬は「中型犬」に属する犬種で、豆柴と称される小柄な柴犬であっても性格的な傾向は中型犬のソレと同様であることが多いようです。
社会化のため、お散歩で遭遇する犬たちや飼い主さんに挨拶するだけでなく、犬同士の遊び方を学ばせようと時折ドッグランへ連れて行くも、「中型犬」である「柴犬」は、入るべきエリアに悩むことがあります。
小型犬エリアでは、可愛らしい小さな犬たちが楽しげに駆け回り、
大型犬エリアでは、たくましい大きな犬たちが追いかけっこに勤しむ中、
どちらにも入れるようで、どちらにも入れなそうな小柄な柴犬は、その時々の状況を見て、入ってよろしそうなドッグランを選択します。
なお、ドッグランに入った際には、先に遊んでいる犬たちにきちんと挨拶を交わし、相性を見定めてからリードを外すなどの配慮も必要です。
■第7位 分かってて無視

自身の行動と結果を予測する力を有し、無駄なことはとことん避けようとする柴犬。
柴犬は想像以上に賢く、飼い主の声かけが意味することの多くを理解します。
同時に、適切な条件付けをすることで、飼い主のコマンドで期待される行動も予測することができるようになります。
それらを理解した上でなお、自身にメリットがない場合には、「分かってて無視」する場合が多々あります。
コマンドで指示をしても、何も持っていない手をちらりと見て無視。
名を呼ばれても遊んでいる最中のため、ドッグランでの呼び戻しを無視。
その反面、おやつを持つ手を見た時や水を飲みたい時など、自身の要望を叶えることがわかった時には、迷うことなく何でも言うことを聞いてくれる、天邪鬼っぷり。
他犬種と比べると、その強い自我と自由奔放さに振り回されることも多々あることを覚悟しましょう。
■第6位 こだわりが強い

お散歩中、「行きたい方向がある」「まだ帰りたくない」といった際に発動しがちな「拒否柴」。
飼い主に従順とされるものの、自身がこだわる「何か」に対してはテコでも動かないほどの執着を示すことも。
遊びひとつとっても、例えばおもちゃなら何でもいいわけではなく、「今遊びたいのはボール」として、飼い主にその意思を示します。
また、ご飯にしても、何でもガツガツ・盛り盛り食べてくれるとは限りません。
好みではないフードやおやつの場合、一瞥した後、軽いため息とともに顔を背けることも多々。
加えて、旅行先では他の犬がいるところでは食事に手をつけないといった繊細な側面も。
割と幼少期からこだわりの強さを感じる場面は多々あれど、言葉を話せない分、飼い主にそのこだわりを伝える術を身につけ始める2歳前後になるまでは、少々苦労するかもしれません。
飼い主の「何をしたいの?」という問いかけと、柴犬の「これをしたいの!」が合致するまでは、ひたすらコミュニケーションを図っていく必要があります。
一方で、何でもかんでも「こだわり」を叶えてしまうと、自己主張の強さが際立つ子になる可能性もありますので、幼犬期から子犬期での社会化や適切なしつけを同時に行なっていくことも重要になります。
■第5位 ルーティン優先

歩き慣れた散歩ルート、決まったお食事の時間、飼い主との遊び、昼寝といった日々のルーティンを大切にする柴犬。
見慣れない道に遭遇すると途端に座り込み、先へと進むのを嫌がったり、決まった時間に食事やおやつを求め、飼い主との遊びが無いと不機嫌な表情をすることも。
このように柴犬は「日々のルーティン」をとても大切にする傾向が強い犬種です。
できるだけ毎日の行動を固定化することで、彼ら柴犬の精神的な安定を保つことができるでしょう。
柴犬はそのスケジュールに沿って、行動をともにしてくれるようになります。
日々のルーティンを大切にする柴犬の特徴を理解した上で、飼い主としてもできるだけその習慣を尊重したいところです。
■第4位 ガルガルしがち

見慣れない人や物、そして犬を警戒してすぐにガルガルしてしまいがちな柴犬。
幼犬期から子犬期は見るもの全てが新鮮で、警戒するより前に好奇心が先立つため、ガルガルする機会はそれほど多くありません。
しかしながら、成長して大人になるにつれて、徐々に顕になる柴犬の「ガルガル」行動。
この行動は、成犬になる過程で顕著になり、他の犬や人間が近付くと上半身を低く下げ、歯を剥き出しにしながら低い声で唸り始めることも。
これは柴犬特有の強い警戒心や縄張り意識が根底にあるため、しつけや社会化だけで完全に無くすことは難しいかもしれません。
そのため、日常のしつけはもちろんとして、飼い主が柴犬の「ガルガル」行動につながるパターンを把握した上で、適切に対応する必要があります。
頭ごなしに叱るのではなく、その原因を探り、気を逸らしたり条件付けしてガルガル行動を減らしたりと工夫を要する覚悟が必要です。
■第3位 破壊の力

新しいおもちゃは10分で穴を空け、買ってきたペット用ベッドは15分で破壊する柴犬。
その鋭い歯と、力強い四肢により、捉えた獲物は確実に捉えて離さない狩りの本能がきらりと光るその瞬間。
例え子犬期でも、ボールは破壊され、ベッドには穴が空き、飼い主の手足は傷だらけという事態もよくあります。
その頃には「壊れにくいボール」「壊れないおもちゃ」といった検索用語で頑丈な柴犬向けのおもちゃを探しているかもしれません。
こうした柴犬の破壊行動は、ストレス解消や遊びの一環であることが多いようです。
適度なしつけと壊してもいいおもちゃをバランスよく与えることで、結果として飼い主自身や家具、他の犬や人間への被害などを防ぐことにもつながります。
なお、柴犬は新しい物好きな傾向も強いため、定期的に新しいおもちゃを与えることで、飽きることなく遊び続けることができます。
ただし、「破壊」も定期的に訪れることを、ゆめゆめお忘れなきよう。
■第2位 散歩、365日

暑かろうと寒かろうと、風が吹こうと雨や雪が降りしきろうと、ましてや台風が直撃しようとお散歩に行きたがる柴犬。
一般に「豆柴」と称される小柄な柴犬であっても、通常サイズの柴犬と同様に「中型犬」に属するゆえか、有り余る体力を発散するため、家の中でも外でも、とにかく元気いっぱい動き回ります。
その上、寝床を汚したくない傾向が強いようで、ケージ内・部屋内と行動範囲が拡大するにつれて、気づけば用を足すのも完全に屋外になりがち。
散歩に慣れ、成犬を迎える頃には完全に外トイレ派になり、寝床と認識したエリアでは一切排泄をしなくなるもの柴犬の特徴と言えます。
こうした複数の要因が重なり、その結果として「散歩、365日」が完全に習慣化されていきます。
その上、朝・夕に加えて、中には晩まで散歩に繰り出す子も少なくないため、「散歩、年1000回」と言っても過言ではないかもしれません。
それでもなお、柴犬飼い主の多くが散歩に同伴するのは、義務感よりも楽しげに散歩する柴犬への愛情ゆえなのでしょう。
これだけの散歩をこなすための体力、気力、時間、時に家族の協力を経て、ようやく柴犬と暮らす日々を確立できると言えるかもしれません。
■第1位 噛み癖

手を近づけるとおもむろに口元を上に持ち上げ、ムキムキモードで強靭な牙を見せてくる柴犬。
特に、子犬期には飼い主との力関係を試すかのように、ことあるごとにその牙で飼い主の手足をガブガブ噛みついてくることもあったり、無かったり。
噛み癖はそのままにしておくと、飼い主だけでなく他の犬や人間にも牙を向ける可能性も0とは言い切れません。
そのため、やはり柴犬の幼少期には、社会化や噛み癖に対するしつけがとても重要となってきます。
子犬の頃は「手加減」が上手にできないため、常に全ての行動が全力であることから、少しでも柴犬の歯が当たると、飼い主は簡単に怪我をしてしまいます。
しかも、この噛み癖全盛期に乳歯から永久歯に生え変わっていくため、永久歯を綺麗に保ち、歯周病を予防するための歯磨きトレーニングも必要になります。
「噛まれながら」
というわけで、柴犬の子犬をお迎えした後には、噛み癖の矯正と歯磨きトレーニングを同時並行的に行う時期があることを心しておきましょう。
■まとめ

いかがでしたか?
人気犬種とはいえ、「飼いやすい」と言い切れない部分が見え隠れする柴犬。

お迎えした時はコロコロとした可愛らしい子犬でも、気づけばあっという間に大人の柴犬へと成長していきます。


今後も、柴犬に関する様々な実体験に基づく知見をご紹介します。

また、犬同伴可のお出かけスポットや宿泊先を訪問する「旅する豆柴」シリーズも公開しています。
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それでは、また次の動画でお会いしましょう。

じゃあね!